2030/07/31

研究フォーラムを開設しました!

この研究フォーラムのページは主に以下の3つの内容を掲載していく予定です。



論文紹介



嘘や欺瞞に関連した研究の紹介。これまでツイッターで連続ツイートしていた内容は、全てこちらのページで紹介させていただきます。Abstractの(ざっくりした)和訳と、研究の中身の紹介、文献情報をまとめていく予定です。文献情報をクリックすると本文かabstractに飛びます。Togetterの簡単なまとめがある場合にはリンクが貼ってあります。



年次大会の研究紹介



各学会の年次大会で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究の紹介。これまでツイッターで連続ツイートしていた内容は、全てこちらのページで紹介させていただきます。現在のところ、日本心理学会、日本感情心理学会、日本社会心理学会、日本生理心理学会、日本認知心理学会を対象にしています。他にも気づいた場合には適宜更新します。抄録やアブストが公表されている場合には、リンクを貼ってあります。嘘や欺瞞に関連する(かも)研究の宣伝をして欲しい先生方はぜひご下記まで連絡ください。一生懸命広報活動させていただきます。


Twitter: D_research_team
Mail: deception.research.team[at]gmal.com(@マークを変換してください)

共同研究、オープンデータ研究の提案


こちらは構想段階(妄想レベル)ですが、嘘や欺瞞に関連する研究の共同研究の実施や、オープンデータを使用した研究の提案ができないかについて検討中です。共同研究は、研究テーマを設定し、興味のある先生方がWeb上でチームを組んで推進していくプロジェクトです(研究費用は自分たちで捻出)。オープンデータ研究は嘘や欺瞞に関連する調査データをWeb上に公開し、自由に利用できる環境を整えます。どちらもまだ妄想段階ですが、何とか形にできるように準備中です。内容が固まりしだい、改めてご報告させていただきます。

2019/07/05

2019年度 日本心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトルリスト

2019年9月11日(水)~13日(金)にかけて第83回日本心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

情報を削除して欲しい場合にはdeception.research.team[at]gmail.com(@に要変換)、またはTwitterアカウント(D_research_team)までご連絡ください。すぐに削除いたします。


嘘や欺瞞に関連する研究


9月11日(水) 

【公募シンポジウム】

  1. 詐欺抵抗力に関する諸問題の検討(9:30-11:30)
  2. 脆弱な被面接者に対する捜査面接(13:20-15:20)

【ポスター】

  1. 嘘をつくことに対する認識の日英比較(9:00-11:00)
  2. 潜在連合テスト(IAT)による隠匿情報検査(CIT)の試み(2)(9:00-11:00)
  3. 隠匿情報検査における弁別反応の個人内一貫性:階層ベイズモデリングによる分析(11:20-13:20)
  4. 嘘による罪悪感と嘘のつきやすさに影響を及ぼすパーソナリティ特性(13:40-15:40)
  5. 隠匿情報に対する接近-回避傾向:潜在連合テストによる検討(13:40-15:40)
  6. 隠匿情報検査のためのセット内判定法で用いる確率分布の検討(16:00-18:00)

9月12日(木) 

【ポスター】

  1. 隠匿情報検査で生起する眼球運動の心理的背景(9:00-11:00)
  2. 隠匿情報検査時の弁別ルールの適用可能性(16:00-18:00)
  3. 会話における「嘘」の見抜き方(16:00-18:00)

9月13日(金)

【大会企画シンポジウム】

  1. 子どもから話をきく方法:司法面接(NICHDガイドライン)を学ぼう(1/3)(9:30-11:30)
  2. 子どもから話をきく方法:司法面接(NICHDガイドライン)を学ぼう(2/3)(13:20-15:20)
  3. 子どもから話をきく方法:司法面接(NICHDガイドライン)を学ぼう(3/3)(15:40-17:40)

【公募シンポジウム】

  1. 「隠す」心理を科学する—「騙しを受け入れる」コミュニケーション—(欺瞞研主催!!)(15:40-17:40)


【ポスター】

  1. ガウス過程回帰を用いた隠匿情報検査における個人内判定(11:20-13:20)



嘘や欺瞞に関連するかも研究

9月11日(水) 

【ポスター】

  1. 大学生を対象とする司法面接演習(9:00-11:00)
  2. 言霊の効果があると信じられやすい状況(13:40-15:40)
  3. 皮肉理解における意図的不調和が積み重なる効果(13:40-15:40)

9月12日(木)

【ポスター】


  1. 疑わしさと信頼の関係についての検討(11:20-13:20)

9月13日(金)

【ポスター】


  1. 疑似科学信奉の多面性と批判的思考の関連性(13:40-15:40)
  2. 面接者の知識が目撃者に対する質問内容や供述内容に及ぼす影響(13:40-15:40)
  3. 子どもにおける意図と解釈に違いがある皮肉の理解(13:40-15:40)
  4. 塞ぐ職場にユーモアを(13:40-15:40)

2019/05/29

2019年度 日本感情心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトルリスト

2019年6月28日(金)~30日(日)にかけて第27回日本感情心理会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

6月30日(日) ポスター発表 9:00-10:30


  1. 科学的知識と説明責任は顔にもとづく信頼性判断を抑制できるか

2019/05/13

2019年度 日本認知心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトルリスト

2019年5月25日(土)~26日(日)にかけて第17回日本認知心理会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

5月25日(土) ポスター発表 10:00-12:00


  1. 嘘による認知的負荷が刺激の記憶に及ぼす影響

嘘や欺瞞に関連するかも研究

5月25日(土) ポスター発表 10:00-12:00


  1. 画像刺激から生成される虚記憶
  2. 虚回想の生起条件とそのメカニズム
  3. 画像の虚偽記憶の個人特性ー視覚イメージ生成の観点からー

5月26日(日) ポスター発表 10:00-12:00

  1. 平時と災害時における、大学生のSNS使用の傾向と流言に対する認識の調査

2019年度 日本生理心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトルリスト


2019年5月25日(土)~26日(日)にかけて第37回日本生理心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

5月25日(土) 9:40-11:40



  1. 事実の暴露とウソの協力時における腹外側前頭前野活動
  2. 自律神経系反応のRemember-Know間における比較
  3. 眼球停留電位による虚偽検出
  4. 隠蔽期間の長さが虚偽検出時のP300に及ぼす影響について
  5. R PortableとPowerShellによる隠匿情報検査データのクラスタリング
  6. 記憶対象の情報量の違いは隠匿情報検査の弁別的反応に影響を及ぼすのか?
  7. 隠匿情報検査におけるERP測度の効果量
  8. 質問提示形式が隠匿情報検査時の生理反応の推移に及ぼす影響
  9. 眼球運動指標を用いた隠匿情報検査-自律神経系指標との同時測定と検出率―
  10. CITを用いたテロ組織内での役割の検出
  11. 実験参加者作成の模擬テロ攻撃シナリオ課題による探索型隠匿情報検査


嘘や欺瞞に関連するかも研究

5月25日(土) 9:40-11:40



  1. 気分が虚記憶生起に与える影響の検討 ―DRM課題における符号化に着目して―


5月26日(日) 14:30-16:30

  1. 呼吸運動と心拍数による嚥下検出法(2)-ARMAxモデルによる方法-

2018/08/02

2018年度 日本社会心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトル・リスト

2018年8月28日(火)~29日(水)にかけて第59回日本社会心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究


8月28日(火) 

【口頭発表】9:00‐11:00

  1. 隠蔽する心的状態の感情価が透明性錯覚に及ぼす影響|情動を喚起する写真刺激を用いた検討
  2. 占い師や霊媒師の社会的機能の光と影(1)|占い師のコミュニケーション構造と的中感トリック検証

【ポスター】11:20-12:50

  1. 欺瞞的コミュニケーションにおける動機と上下関係の影響


嘘や欺瞞に関連するかも研究

8月28日(火) 

【口頭発表】9:00-11:00

  1. 「その噂は本当だと思う」は本当か|調査回答における信念表明に関するランダム化比較実験
  2. 安心から信頼が醸成されるのは高流動な個人?高流動な社会?―地域社会群データに対するマルチレベル分析―

【ポスター】9:30-11:00

  1. ダークトライアドが皮肉へのユーモア生起に及ぼす影響|逸脱の無害化がユーモアへとつながる
  2. 映像のテロップによる面白さの変化|漫才にテロップは必要か
  3. 不道徳な人物との下方比較によるモラルライセンシング
  4. 高信頼者の社会関係はオープンではない?|全国ネットワーク調査のトライアド・センサス

8月29日(水)


【ポスター】9:30-11:00

  1. 客体的自覚はズル行動を抑制するか?|鏡と声が日本人に与える効果の比較
  2. ユーモアコーピング尺度(HCQ)の作成と信頼性・妥当性の検討
  3. 文化的自己観は伊達マスク・伊達サングラスの着用を予測するか

【ポスター】11:20-12:50

  1. データを毀損するのは調査モニタか、インターフェースか?|調査モニタに対するWeb調査と郵送調査の比較
  2. 妖怪の生起メカニズムと社会的役割の検討(1)|他者による承認が非科学的事象遭遇時の感情喚起に与える効果

【ポスター】13:10-14:40

  1. 裁判員裁判の心証に影響する因子について―個人の信念・意識が量刑判断に及ぼす影響―

2018/07/10

2018年度 日本心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトル・リスト

2018年9月25日(火)~27日(木)にかけて第82回日本心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究


9月25日(火) 

【小講演】11:40-12:40

  1. 情報秘匿時に伴う脳血流動態反応についての実験的検討 -近赤外分光法を用いた虚偽検出-

【ポスター】9:20-11:20

  1. 隠匿情報検査のためのセット内判定法の提案
  2. 詐欺予防ゲーミング研究(1)

【ポスター】13:10-15:10

  1. 女性の顔の魅力が欺瞞性認知に及ぼす影響
  2. 社会的望ましさが心理検査に影響しだすのは何歳からか?

【ポスター】15:30-17:30

  1. 疑わしさ尺度の作成および概念の検討 -4経験によって疑い深さは変動するものなのかー

9月26日(水)

【ポスター】9:20-11:20


  1. 情報の隠蔽と伝達を意図したときの前頭部脳波非対称性

【ポスター】15:30-17:30


  1. “利他的”な嘘は許容されるのか? 嘘の内容が信頼性評価に与える影響
  2. Catchers of the Lies:「わたしたち」にまつわる利他的/利己的な嘘のニュアンスがTD/ASD児者による資源分配に及ぼす影響

9月27日(木)

【ポスター】9:20-11:20


  1. 出来事を想起する際の口頭による嘘が後の記憶に及ぼす影響について

嘘や欺瞞に関連するかも研究

9月25日(火) 

【ポスター】9:20-11:20

  1. 無意識にトリックを見破られるのか?
  2. トーナメント方式の顔呈示が目撃証言の正確性に及ぼす影響
  3. 犯罪に対するイメージの分類ーリスク認知と犯罪不安に着目してー
  4. ノスタルジアは外集団顔の信頼性評価を高める
  5. 治療方針の共有は人工知能への信頼を高めるのか

【ポスター】13:10-15:10

  1. 大学生の日常的な冗談を規定する個人特性の検討
  2. 確率距離法による連続窃盗犯犯行地予測の試み

9月26日(水)


【小講演】11:40-12:40

  1. 捜査面接における面接者のラポール構築方略と発問タイプが被面接者から得られる情報に与える効果

【ポスター】9:20-11:20

  1. 取調べ迎合性および自己制御が虚偽自白に及ぼす影響
  2. 目撃者遂行型調査における「書くこと」の効果
  3. 信頼性の第一印象に反する情報への神経応答の年齢関連差
  4. 大学生の「身体への意識」および「身体への信頼」とwell-being関連尺度との関係
  5. ユーモア使用がWell-Beingと抑うつに及ぼす影響 ーー ユーモアコーピングとユーモアスタイルの構造分析モデルの比較 ーー

【ポスター】13:10-15:10

  1. DRMパラダイムにおける新奇顔への虚記憶の生起過程の検討 顔刺激の形態的・評価的側面,及び記銘者の個人特性からの体系的考察

9月27日(木)


【公募シンポジウム】9:20-11:20

  1. 心理学的知見を踏まえた捜査面接研修

【ポスター】9:20-11:20

  1. 疑似科学信奉に関連する直観的思考とその抑制
  2. ユーモアは対人葛藤場面での対処法として有効か

【ポスター】13:10-15:10

  1. 研究不正行為に関わるリスク要因の検討
  2. リアリティ・モニタリング・エラー経験質問紙短縮版の再検査信頼性
  3. 虚記憶へ及ぼす処理水準およびストレスの効果

【ポスター】15:30-17:30

  1. 「頭隠して尻見せる」は記憶成績を促進するか

2018/05/16

2018年度 日本生理心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リスト

2018年5月26日(土)~27日(日)にかけて第36回日本生理心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

5月26日(土) 9:45-11:45

  1. 隠匿情報検査の呼吸記録をローレンツプロットで表示する試み
  2. 虚記憶に関する警告が虚記憶生起過程に与える影響ー事象関連電位を用いた検討ー
  3. 疑いの心的構えが嘘発言時と認知時の腹外側前頭前野活動に及ぼす影響
  4. 隠蔽対象の状態と隠匿情報検査の弁別的反応の関係
  5. 眼球運動を用いた隠匿情報検査:裁決質問の呈示頻度が検出に及ぼす影響
  6. 模擬テロ攻撃シナリオによる事象関連電位を指標とした隠匿情報検査

5月27日(日) 13:15-15:15

  1. 質問文の具体性が CIT の生理反応に及ぼす効果
  2. 自己関連文に対する嘘の「はい」または嘘の「いいえ」を構成する過程の検討
  3. 隠匿情報検査における規準化脈波容積の周波数解析


嘘や欺瞞に関連するかも研究

5月26日(土) 9:45-11:45

  1. 呼吸運動と心拍数を用いた嚥下検出

2016/09/08

2016年度 日本社会心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究リスト

2016年9月17日から18日にかけて第57回日本社会心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

9月17日(土)

【ポスター発表(14:15-15:45)】

  • 嘘をつくことに対する認識尺度の作成(2)―妥当性の検討―
  • 人狼ゲーム経験が欺瞞検知の正確性の及ぼす影響

9月18日(日)

【自主企画WS】


 ※欺瞞研主催!

【口頭発表】


  • (9:45-10:00)詐欺・悪質商法被害者の心理(2) 詐欺被害者が受けた欺瞞的説得方略の検討
  • (11:00-11:15)大相撲八百長問題が勝敗分布に与えた影響 週刊現代・週刊ポスト報道や技量審査場所以前と以降
  • (11:00-11:15)「証拠の欠如」と社会的規範の機能的学習:実験的検討
  • (11:45-12:00)知識の活性化が欺瞞的説得への抵抗に及ぼす影響―精緻化見込みモデルからの検討―


【ポスター発表(14:45-16:15)


  • マインド・コントロール脆弱性測定の試み(3)―マインド・コントロール脆弱性尺度の開発―
  • 情報隠匿時の脳血流動態反応と嘘をつくことに対する認識との関連―近赤外分光法(NIRS)を用いた検討―


嘘や欺瞞に関連するかも研究

9月17日(土)

【ポスター発表(14:15-15:45)

  • 犯罪加害者への非難に及ぼす加害者の性質とサイコパシーの影響
  • 黒色または白色の衣服が着用者の非道徳的行為に与える効果
  • ラベリング戦略が加害者への評価に与える影響 評価者の認知資源による調整効果の検討

9月18日(日)

【ポスター発表(9:30-11:00)

  • 態度の見抜かれ感が信頼評価に与える影響
  • ツイッタ―ログとツイッタ―上の信頼の関連についての探索的分析


【ポスター発表(14:45-16:15)

  • 裁判員裁判に対する認知が参加意欲へ及ぼす影響
  • 言霊に関する態度と行為―不確実事象に関する予測の観点から―
  • 道徳的規範の違いが社会人における非常識行動への意識に与える影響
  • 小さく協力・大きく裏切る戦略のシミュレーションによる検討

【口頭発表(15:15-15:30)


  • 公正・不公正分配に対する第三者による介入行動の検討

2016/05/29

2016年度 日本認知心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究リスト

2016年6月18日から19日にかけて第14回日本認知心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

6月18日(土)

【口頭発表(10:30-12:00)
・偽り表情の認識における空間周波数情報の関与

嘘や欺瞞に関連するかも研究

6月18日(土)

【ポスター発表14:00-16:00
・顔をおぼえるのが上手い人・下手な人:再認実験と視線計測からのアプローチ
・特性的楽観性と DRM 手続きにおける虚再認
認知スタイルの差異が目撃者遂行型調査に及ぼす影響
・中心・偶発学習パラダイムと指示忘却を用いた虚記憶の検討
達成目標のちがいが DRM リストの虚記憶生起に及ぼす影響

6月19日(日)

【口頭発表(14:15-15:45)
・前提を疑うか:因果条件推論における文化差の検討
記憶に基づく誤った信念の適応的性質



2016/05/02

2016年度 日本生理心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究リスト

2016年5月14日から15日にかけて第34回日本生理心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。大会の詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

5月14日(土)

【ライジングスターセッション(11:00-12:00)】
・色々なものを守ってくれる欺き
・「ウソ発見」を科学する-情報検出型ポリグラフ検査の原理を探る-

【ポスター発表(9:30-11:00)】
・情報の隠蔽と伝達を意図したときの事象関連電位
・隠匿情報検査における瞳孔径変化
・睡眠時間の短縮が隠匿情報検査に及ぼす影響

5月15日(日)

【ポスター発表(9:30-11:00)】
・実務ポリグラフ検査における弁別的反応の一貫性
・自律神経系反応のRemember-Know間における比較
・3歳児の嘘に現れる社会性と腹外側前頭前野活動

2015/09/25

2015年度 日本社会心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リスト

2015年10月31日から11月1日にかけて第56回日本社会心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

10月31日(土) 


【口頭発表
不正直な行為は本当に第三者罰を引き起こすのか?9時15分~9時30分)
被害者への共感的観察が詐欺に対する脆弱性認知に及ぼす影響(9時45分~10時00分)
詐欺・悪質商法被害者の心理(1):詐欺被害後の心理ついての検討(10時45分~11時00分)

【ポスター発表 15時45分~17時45分】
自我消耗するとズルしやすいのか?― 自我消耗が不正行為に及ぼす影響の検討 ―
嘘をつくことに対する認識尺度の作成(1)― 因子構造の検討 ―
他者からの注目が嘘の表出に及ぼす影響


11月1日(日)


【ポスター発表 12時00分~14時00分】
白/黒の衣服が着用者の非道徳性と狡(ずる)行動に与える効果
人狼ゲームを用いたコミュニケーショントレーニングの効果測定

嘘や欺瞞に関連するかも研究

10月31日(土) 


【口頭発表
刑事事件の被告人に対するフォルスアラーム(11時15分~11時30分)
Dark Sideの人と手を結ぶ人たち:社会経済的地位の低い個人がDark Triad特性の高い他者との関係構築を求める仕組みについての検討(15時00分~15時15分)

【ポスター発表 15時45分~17時45分】

11月1日(日)


【口頭発表

【ポスター発表 12時00分~14時00分】

2015/08/13

2015年度 日本教育心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リスト

2015年8月26日から28日にかけて第57回日本教育心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。速報のプログラムを参照しているので、変更になる可能性があります。詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連する研究

8月28日(金) 

13時30分~15時30分】
・真実の発言に対する児童の認識-秘密保持の明示に関する影響の検討


嘘や欺瞞に関連するかも研究

8月26日(水)

【10時00分~12時00分】
・児童における道徳的・慣習的な違反行為の判断-日常と異なる場面での判断の発達的変化

【13時30分~15時30分】
・筆者識別における筆跡の観察方略

【16時00分~18時00分】
・麻薬探知犬ハンドラーの教授学習過程の考察(1)-ハンドラー,インストラクター,管理官へのインタビューから
・仮想場面における対人交渉方略に信頼感が及ぼす影響


8月27日(木)

【10時00分~12時00分】
・道徳判断ときまり遵守意見との関係-大学生の道徳判断パターンからの分析

8月28日(金) 

【13時10分~15時10分】
・小学校教員のユーモア度と児童のスクール・モラールとの関連

2015/07/29

2015年度 日本パーソナリティ心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リスト

2015年8月22日から23日にかけて第24回日本パーソナリティ心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。速報のプログラムを参照しているので、変更になる可能性があります。詳細情報はHPをご確認ください。

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嘘や欺瞞に関連するかも研究

8月22日(土)

【ポスター発表 10時00分~12時00分】
・Dark Triad と他者操作方略の関連-Dark Triad の「裏切り者戦略」仮説の検証-

2015/07/14

【研究紹介39】コルチゾールはホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)の協力と欺き行動・戦術的欺瞞の切り替えを調節する(Hormones and Behavior, 2014)

Abstract(ざっくり和訳)
 最近のほとんどがヒトを対象に実施された実証研究は、固体の生理状態が協力行動に影響を与えることを示している。つまり、固体の内的状態は協力するか欺くかどうかの意思決定に影響を与えている可能性が高い。しかし、協力行動に関連した生理的機序に関してはほとんど分かっていない。そこで、本研究ではコルチゾール水準の変化が野生のホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)における協力行動に与える影響を実証した。これらのベラは“お客さま”であるサンゴ礁に住む魚類がやって来ると皮膚上にいる寄生虫を取り除くといった協力行動をする。しかし、エネルギー需要的には“お客さま”の皮膚粘液を食べることを好み、この行動は欺き行動と言える。本研究では、成熟したホンソメワケベラのメスに(a)コルチゾール、(b)糖質コルチコイド受容体の拮抗薬であるミフェプリストン(RU486)か、(c)偽薬(生理食塩水)のうち一つを外部から投与し、その後45分間の掃除行動を観察した。コルチゾールを投与した効果は、ホンソメワケベラの欺き行動の存在を最初に報告した初期の観察研究と一致するものであった。具体的には、コルチゾールを投与されたベラは身体が小さい“お客さま”に対して胸ビレや腹ビレの掃除行動が増加していた。この行動は身体が大きい“お客さま”を惹きつける戦術的欺瞞であり、そうして寄ってきた“お客さま”の粘液を食べていた。また、糖質コルチコイド受容体を遮断されたベラでは、身体が大きい“お客さま”に対する戦術的欺瞞が増加していた。生殖行動といったエネルギー需要とコルチゾールの濃度レベルの変化がホンソメワケベラの行動パターンに影響を与えることから、コルチゾールは脊椎動物における協力行動に関連した一般的なメカニズムを担っている可能性が示唆された。

●文献情報
Soares, M. C., Cardoso, S. C., Grutter, A. S., Oliveira, R. F., & Bshary, R. (2014). Cortisol mediates cleaner wrasse switch from cooperation to cheating and tactical deception. Hormone and Behavior, 66, 346-350.

以下、ざっくり研究紹介。

  • 海のお掃除魚として知られているホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)の欺き行動に関する研究です。私もお掃除魚として知っていましたが、こちらのお魚非常に興味深い生態を持っていることが明らかになりつつあります。
  • ちなみにどんな魚?と思うかたがいると思いますので、画像検索してみました。おきなわ図鑑様のサイトにこちらの写真が掲載されていたので転載させていただきました。


図1 ホンソメワケベラの写真


  • 動いている映像も探してみました。Youtubeからの転載です。




  • 普段はサンゴ礁の自分のテリトリー(cleaner stationというらしいです)にやってきた魚(お客さま)の皮膚上にいる寄生虫やエラにある食べ残しなどを食べてくれる掃除屋として知られています。
  • しかし、皮膚上の寄生虫よりもエネルギー価の高い“お客さま”の皮膚粘液を食べることを実は好んでいるそうです。そして、“お客さま”の身体に噛みついて皮膚粘液を食べるホンソメワケベラがいることが実際に観察されています。




  • この行動は掃除をすると見せかけて皮膚粘液に噛みつくことから欺き行動と考えられています。
  • もう一つの欺き行動として、“お客さま”の身体の大きさに合わせて協力行動と欺き行動を使い分けるといった戦術的欺瞞行動があります。これは身体が小さい“お客さま”に対しては誠実に掃除を行い、それを見ている周りのお客さまにアピールする行動です。そして、身体の大きな“お客さま”がやってきたときに、しめしめと噛みつき行動をします。
  • 著者たちはこのような協力行動と欺き行動・戦術的欺瞞行動の生理的基盤を明らかにするために糖質コルチコイドの一種であるコルチゾールに着目しました。欺き行動はメスのみ見られ、生殖活動が盛んなときに観察されます。生殖活動が盛んな時期には一般的にコルチゾール濃度が高まるそうです。
  • 実験は実際のサンゴ礁で行われています!ホンソメワケベラが生息するサンゴ礁に実際にダイビングして、以下の3条件の処遇を行いました。(a)コルチゾールの投与、(b)糖質コルチコイド受容体の拮抗薬であるミフェプリストン(RU486)の投与か、(c)偽薬(生理食塩水)の投与です。
  • その結果、観察研究で見られていたように、生理食塩水を投与された群より、コルチゾールを投与されたホンソメワケベラは身体が小さい“お客さま”に戦術的欺瞞行動を示すようになっていました。そして、身体の大きい“お客さま”に欺瞞行動である粘膜の噛みつきを行うようになっていました。
  • また、生理食塩水を投与された群より、ミフェプリストンを投与されたホンソメワケベラは身体が大きい“お客さま”に戦術的欺瞞行動を示すようになっていました。身体の大きな“お客さま”の方が皮膚上にいる寄生虫も多いため、ホンソメワケベラにとって価値のある顧客と言えるようです。そのため、より良い掃除を提供することで今後も利用してもらえるためには協力行動を示した方がよいことになります。その行動にもコルチゾールの分泌が関与しているのだろうと考察しています。
  • 以上の結果から、ホンソメワケベラの協力行動と欺瞞行動の切り替えを行う生理的基盤はコルチゾールである可能性が示唆されました。
  • ちなみにホンソメワケベラは他にも興味深い生態があります。ホンソメワケベラはオス1匹に対して複数のメスがいるハーレムを形成していますが、何らかの理由でオスがいなくなった場合にはハーレムの中で身体の大きなメスが性転換してオスになるそうです。
  • また、ホンソメワケベラに擬態した魚にニセクロスジギンポがいます。こちらはやってきた魚の掃除をするのではなく、最初から粘膜や鱗を食いちぎって逃げていくそうです。写真を検索したところ、いずずきダイバー様のサイトに掲載されていたので、転載させていただきました。何とも欺瞞に関連の深いお魚といえます。


図2 ニセクロスジギンポの写真

2015/07/08

2015年度 日本心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リスト

2015年9月22日から24日にかけて第79回日本心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。速報のプログラムを参照しているので、変更になる可能性があります。詳細情報はHPをご確認ください。

情報を削除して欲しい場合にはdeception.research.team[at]gmail.com(@に要変換)、またはTwitterアカウント(D_research_team)までご連絡ください。すぐに削除いたします。


嘘や欺瞞に関連する研究

9月22日(火) 

【ポスター発表 9時20分~11時20分】
・虚偽検出検査に関する基礎的研究:眼球運動測定に及ぼす刺激呈示時間の影響(2)

【ポスター発表 15時30分~17時30分】
・その笑顔は偽物です―信号検出理論を用いた笑顔の判断バイアスの検討
・隠匿情報検査における刺激有意性の特性(2)
・真は偽よりも好ましい

9月23日(水)

【国際賞講演 13時10分~14時10分】
・正直さと不正直さを支える脳のメカニズム

9月24日(木)

【ポスター発表 9時20分~11時20分】
・認知的負荷が嘘の表出に及ぼす影響 アイコンタクトによる偽装のサインの表出


【ポスター発表 13時10分~15時10分】
・飼い主が“あざむき”だと感じたイヌとネコの行動―ネコババするネコ・演技するイヌ

【自主シンポジウム 13時10分~15時10分】
・「隠す」心理を科学する―動物の「あざむき」行動
  話題1:ヒト以外の霊長類におけるあざむき行動
  話題2:だますイヌ、だまされるイヌ
  話題3:魚は隠すし「ふり」して相手も騙す:魚・鳥の騙しを考える
  ※欺瞞的コミュニケーション研究会企画!!

嘘や欺瞞に関連するかも研究

9月22日(火)

【ポスター発表 9時20分~11時20分】
・「運命の出会い」の感じやすさと占いの信じやすさの関連
・フェイク・データに関する基礎研究Ⅱ

【ポスター発表 13時10分~15時10分】
・人はみかけによる―ダークパーソナリティは外見的にも良い印象を持たれない
・高齢者の詐欺被害における相談行動抑制の心理的要因―相談しない傾向の検証―
・評議前後で目撃証言の信用性判断は変化するか?
・捜査面接における警察官のラポール形成戦略(1)
・フォルスメモリーにおけるソースモニタリング―DRMパラダイムによるリストソース
・仮想場面における対人交渉戦略に信頼感が及ぼす影響―信頼感の高・低群の比較検討―

【ポスター発表 15時30分~17時30分】
・カテゴリーの違いによる信頼の構成要素の異同
・サイコパシー2因子と囚人のジレンマの搾取行動
・事情聴取における発問方法の効果(6)

9月23日(水)

【ポスター発表 9時20分~11時20分】
・“伊達マスク”の実態と着用要因
・誠意か甲斐性か、それが問題だ
・Taxon分離による高齢者の特殊詐欺脆弱性の検討

【ポスター発表 13時10分~15時10分】
・目と眉の形から読み取った性格がストーリーの信ぴょう性に影響を与える?
・リアリティ・モニタリング・エラーと視覚イメージングスタイルとの関連性についての検討

9月24日(木)

【ポスター発表 9時20分~11時20分】
・他者意識が作り笑い反応に及ぼす影響
・重要他者における愛着が恋愛の欺瞞場面に及ぼす緩和効果―欺瞞エピソード刺激文の人称形式による違い

【ポスター発表 13時10分~15時10分】

・予報を信頼するか否かは的中率によらない

【ポスター発表 15時30分~17時30分】
・向社会行動が「偽善」と判断される時―推測された動機が及ぼす影響―
・協力者と裏切り者の記憶における年齢関連差―ポジティビティ効果と外見バイアスの証拠
・組織における不正行為と組織風土

2015/07/01

電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度の紹介

先日、マーキュリー2世さん(@uranus_2)のツイートを拝見していたところ、電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度を使用した研究が紹介されていました。研究は2つあります。どちらも縦断的研究です。




尺度の最初の出典がうまく見つけられなかったのですが、アメリカのAARPといった団体で高齢者が電話勧誘による詐欺にひっかかりやすいかどうかを測定する以下の尺度が使用されているそうです。5項目で簡単に回答できるので、紹介いたします。訳に自信がないので、英語も付記しておきます。


【電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度】


  1. 誰が電話をかけてきたか分からなくても、私は毎回電話をとる(I answer the phone whenever it rings, even if I do not know who is calling)。
  2. 電話をかけてきた人が、電話で投資等の勧誘をする人、知らない人や、電話で話をしたくない人であっても、私は電話をすぐに切ることができない(I have difficulity ending a phone call, even if the caller is a telemarketer, someone I do not know, or someone I did not wish to call me)。
  3. あまりに話が良すぎて信じられないことだとしても、たいてい信じてしまう(If something sounds too good to be true, it usually is)。
  4. 65歳以上の人はよく詐欺師の標的にされる(Persons over the age of 65 are often targeted by con-artists)。
  5. 投資等の勧誘をする人が電話をかけてきた場合には、たいてい私は最初から最後まで話を聞いてしまう(If a telemarketer call s me, I usually listen to what they have to say)。
※項目3の訳に誤りがありました...。申し訳ありません。以前は「それは普通のことである」と訳していましたが、赤字の方が正しいと思われます。@myuukoさんのご指摘です。ありがとうございます!

  • こちらの尺度でおもしろいのは電話を受けたときの行動に焦点を当てているところです。確かに怪しい電話でもすぐに切れないとリスクになるなあと思いました。
  • 上記1から5の項目について「1:非常にそう思う~7:まったくそう思わない」で回答してください。項目1、2と5は逆転項目なので値を反転する必要があります。たとえば、項目1で「1:非常にそう思う」を選択した場合、計算するときは「7:まったくそう思わない」に反転する感じです。最終的に5項目の平均値を算出するようです。
  • なんかよくわからない人は、次の式で計算してみてください。
「((8-項目1)+(8-項目2)+項目3+項目4+(8-項目5))/ 5」
  • 値が大きいほど詐欺に対する感受性が強く、騙されにくいようです。ちなみに、一つ目の研究では639人の高齢者(平均年齢82.4歳、標準偏差7.6歳)の平均値は2.88、標準偏差0.70となっていました。尺度得点が正規分布すると仮定すると(仮定してよいのかは置いておいて。。。)、図1みたいな感じになります。1.48は騙されやすい方に2標準偏差動かした値です。

図1 正規分布を仮定した尺度得点
注1)研究1の平均値と標準偏差から算出
注2)実際に正規分布しているかは不明
  • おれおれ詐欺(母さん助けて詐欺)、振り込め詐欺、上京型詐欺等、電話にかかわる詐欺が大きな社会問題になっていますので、何かの振り返りに使用できるかもしれないと思って紹介させていただきました。


2015/06/24

【研究紹介38】指の皮膚温と間接的な真偽性判断による無意識的な虚偽検出:事前登録論文の結果(Frontiers in Psychology, 2015)

Abstract(ざっくり和訳)
嘘をつかれているときの生理心理的反応を検討するために事前実験を行った。社会的認知と虚偽検出に関する研究を橋渡しするために、本研究では真実を話す人よりも嘘をつく人を観察しているときに、観察者の指の皮膚温が低下するといった仮説を設定した。参加者は最初に2人の映像を見た後に直接的・間接的な真偽性を判断するように依頼された。その後に、これから見る映像の人は嘘をついている可能性があることを教示された上で、2人の映像を見て直接的・間接的な真偽性を判断するように依頼された。実験中は指の皮膚温が測定されていた。皮膚温に関する知見は、仮説の一部を支持する結果であった。具体的には、参加者が嘘をつく人を観察しているときは、嘘をついている可能性の示唆に関わらず、平均的な皮膚温が低下し続けていた。嘘をついている可能性を示唆された場合には、嘘をつく人よりも真実を話す人を観察しているときの平均皮膚温が高くなっていた。しかしながら、嘘をついている可能性が示唆されていない場合には、真実を話す人よりも嘘をつく人を観察しているときの平均皮膚温が高くなっていた。間接的な虚偽検出の指標に関する仮説も実証され、真実を話す人よりも嘘をつく人は好ましさと信頼性の評価が低下していた。好ましさよりも信頼性の効果量が大きくなるといった仮説は支持されなかった。さらに、嘘をつく人の直接的な判断をしているときはチャンス・レベルの成績に留まるといった仮説が指示された。直接的・間接的な真偽性判断間の真実性バイアスと関連性について探索的な分析を行った。生理心理的指標を用いた虚偽検出に関連した将来的な研究の限界と方向性に関して議論を行った。

●文献情報
van’t Veer, A. E., Gallucci, M., Stel M., & van Beest, I. (2015). Unconscious deception detection measured by finger skin temperature and indirect veracity judgments- results of a registered report. Frontiers in Psychology, 6, 672.

以下、ざっくり研究紹介。

  • 研究紹介12のvan’t Veer et al. (2014) のregistered report の結果の論文です。身体化された認知(embodied cognition)を虚偽検出に応用できないかを検討した研究で、先行研究から著者らは皮膚温に着目していました。
  • 細かい仮説は本文をご覧ください。主要な仮説としては、真実を話す人よりも嘘をつく人を観察しているときに皮膚温が低下することでした。
  • 実験は単純で映像中の人を見て、その人の話す内容の真偽性判断を行っています。真偽性判断には、間接的な真偽性判断と直接的な真偽性判断を行わせていました。間接的な真偽性判断はその人の印象(好ましさ・信頼性)を7件法で尋ねています。直接的な真偽性判断は、その人が嘘をついているかどうかを2件法(ついている・いない)で尋ねています。
  • 実験では参加者の疑惑の影響を検討するために、最初の2人の映像を見せるときには何も言わず、後の2人の映像を見せるときには“その人が嘘をついている可能性がある”ことを教示していました。
  • 実験の結果は大変興味深いもので、疑惑の有無によって皮膚温の変化が異なっていました(図1)。疑惑がない条件では、嘘をつく人よりも真実を話す人を観察しているときに指の平均皮膚音が低下していました。その一方で、疑惑がある条件では真実を話す人よりも嘘をつく人を観察しているときに指の平均皮膚温が低下していました。したがって、疑惑がある条件でのみ仮説が支持されていたと言えます。

図1 疑惑条件と観察対象者別の皮膚温の変化
注)目分量なため値は不正確
  • 疑惑の有無によって真実を話す人と嘘をつく人を観察しているときの皮膚温の逆転についてはあまり考察されていませんでした。今後の研究に期待するみたいな感じです。
  • 間接的な真偽性判断に関しては、疑惑の有無に関わらず、真実を話す人よりも嘘をつく人で好ましさと信頼性が低下していました(図2)。ただし、疑惑がある条件のときの方が、低下する程度が顕著になっていました(図2)。

図2 疑惑条件と観察対象者別の信頼性と好ましさの評価
注)目分量なため値は不正確
  • 過去の研究フォーラムで間接的な指標や直感レベルでは嘘を見抜くことができるかもといった研究を紹介していますので、そちらもご参照ください。
  • 疑惑がない条件のときの直接的な真偽性判断では、先行研究と同様に正答率はチャンス・レベル程度でした(約53%)。こちらの結果はレビュー論文と同様でかなり頑健だと思います。少し古くなってしまいましたが、虚偽検出の包括的なレビューは以下の論文が有名です。
  • 不思議な結果としては疑惑がある条件の直接的な真偽性判断では、チャンス・レベルよりも正答率が高くなっていたことです(約57%)。探索的な分析を行い、この正答率の上昇は真実性バイアスの低下が理由ではないことを示しています。著者たちは練習効果の影響かもと考察していましたが、この理由についてはさらなる検討が必要だと考察していました。
  • 全体的に興味深い研究なのですが、実験手続き上の課題がいくつかあるような気がしています。特に疑惑の操作に関しては参加者内要因ではなく、参加者間要因にした方がよいかと思いました。特に教示はしていませんが、直接的な真偽性判断をさせている段階で人によっては疑惑を持つと思いました(感想)。
  • また、全て参加者内計画であり、参加者が150名程度だったことから個人差がかなり大きそうな感じがします(感想)。


2015/06/16

2015年度 日本認知心理学会の嘘や欺瞞に関連する(かも)研究タイトル・リスト

2015年7月4日から5日にかけて第13回日本認知心理学会が開催されます。こちらの学会発表で嘘や欺瞞に関連する(かも)研究のタイトル・リストを作成いたしました。詳細情報はHPをご確認ください。

情報を削除して欲しい場合にはdeception.research.team[at]gmail.com(@に要変換)、またはTwitterアカウント(D_research_team)までご連絡ください。すぐに削除いたします。


嘘や欺瞞に関連する研究


ポスター発表(7月4日 15時40分~17時20分)

  • 視線に騙されるな


    嘘や欺瞞に関連するかも研究

    ポスター発表(7月4日 15時40分~17時20分)

    • 観察の意図性が行為の虚記憶に及ぼす影響


    シンポジウム(7月4日 13時00分~15時30分)
    【事実の調査ならびに判断や意思決定を支援する面接―刑事事件・家事事件・事故調査において―】
    • 被疑者接見における面接の在り方とトレーニング
    • 家事事件における子どもの面接の構造化
    • 正確な情報を得るための海上保安官の訓練(被疑者の記憶が問題となった船舶衝突事件を教訓にして)」